豊川稲荷の境内に宇賀神様がお祀りされています。
行けば必ず、全てのお社にお詣りするので今回もご挨拶をしたのですが、お詣りと同時に花火の1発目が爆音で響き渡りました。
なんだ、なんだ?
と空を見上げます。
「歓迎のファンファーレ?笑」と思いつつも宇賀神様からなんらかのメッセージがあるのだろうと直感しました。
それで宇賀神様について知りたくなりました。
そんなことがあった翌日のメッセージたるや「宇賀神まつり」といっていいほど、わんさと押し寄せてきたのには、ちょっと引くほどでしたけど。苦笑
宇賀神様とは
”宇賀神(うがじん、うかのかみ)は、日本で中世以降信仰された神である。財をもたらす福神として信仰された。” (ウィキペディアより)
宇迦之御魂神(うかのみたま)説
どうやら宇迦之御魂神(うかのみたま)の「うか」をとってその名がついているという解釈が一般的らしいですね。
ただし、その姿は「蛇」。蛇の姿をとったウカノミタマノカミのことを指すのでしょうか。
ウカノミタマといえば、農耕神です。田からの収穫物をつかさどり人々に「宝」をもたらします。それは仏教では財施として敬われたということです。財施のことを仏語で「うがや」というらしいのです。
でも、なぜ蛇?
16世紀の辞典の中に「宇賀神事」というモノが書かれていて、宇賀神は伊弊冊尊(イザナミ)から生まれた稲作をはじめ五穀や樹木の成育を司る保食神(ウケモチノカミ)と音通であるため福神となったとあるといいます。音が一緒だったから本当は違う神様を混同してしまったのかもとも読み取れます。
イサナミ自身、7つの頭を持った蛇として表現されることもあるので、宇賀神との親和性が深いこともにおわせています。
宇賀弁財天説
弁財天が宇賀神だとして祀られている神社もたくさんありますね。
鎌倉の宇賀福神社は金運神社として超有名です。
正式には銭洗弁才天宇賀副神社といって、ご神体は頭は人、体は蛇という姿をした水の神ということです。
由緒に曰く
「平安時代の終わり頃は世の中が乱れ、そのうえ飢饉が続いて人々の苦しみはひどく、目も当てられない有様でした。
源頼朝は人々の命を救おうと日夜神や仏に祈っていましたが、巳の年の1185(文治元)年、巳の月、巳の日の夜に、夢にひとりの老人が現れ、
ここから西北の方に一つの谷があり、
きれいな泉が岩の間から湧き出ている。
今後この水を汲んで絶えず用い、
神仏を供養せよ。
自分はこのかくれ里の主の宇賀福神である。
と言って姿を消しました。
頼朝はさっそく石工に命じて穴ぐらを掘らせ、社を建てて宇賀福神をおまつりし、毎日その水を運んで供えたところ、天下は次第に治まり、人々は安楽な日々を送るようになったといいます。
その後、第5代執権北条時頼もこの神を敬い、人々に参拝させました。
そして「銭をこの水で洗い清めれば福銭となり、一家は栄え、子孫は長く安らかになるであろう」と、
自ら持っていた銭を巳の日に洗って祈ると、人々もそれにならって銭を洗い清めるようになりました。
いつしか銭洗いの水と呼ばれるようになり、今でもこの水でお金を洗う人が絶えません。」
この宇賀神様はつまり弁才天ということになります。
さらに古い時代に創建された、野尻湖に浮かぶ枇杷島の宇賀神社があります。
ここでは、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、大己貴神(おおなむちのかみ)他13柱が祭神として祀られています。イチキシマヒメは弁才天と習合する女神さまですし、オオナムチの本体が蛇であることはよく知られています。野尻湖の宇賀神社は蛇の姿をとる神様を総称して宇賀神として祀られているお社なのです。
鎌倉殿の夢知らせに登場した宇賀神はこのような方ではないでしょうか?
江の島といえば弁才天のお社がとても有名ですから、5代執権あたりから「宇賀神=弁才天」となったことがうかがわれます。
ここまで来て、蛇神を総称して宇賀神様と呼んだらしいことが匂ってきました。
宇賀神様とは「ルーツ・オブ・アバンダンス」
スペースヒーリングの途中「あわうた」を奏上しながら渦を描いていると、不意に家の屋敷蛇さんのことを思い出しました。夏の暑い日、獲物を追いかけて思わず姿を表してしまったという様子で目の前に現れたのは、屋敷の主ともいえる屋敷蛇さんだったのです。
「あ」あの蛇さんだ。と不意に宇賀神様とつながりました。
宇賀神様のお使いなんだ。あの屋敷蛇さんは。
すっかり忘れておりましたぞ。最近はお姿を拝見しないので。
「長年家の守りを務めてきた私をお忘れなく。」ということでした。
婚家の曾祖父母の時代、日本の領土となった朝鮮に出かけて行って一財産つくった豪傑レディが家に居たそうです。商魂たくましく、海に出て漁もするわ、畑を耕すわ、なんでも御座れのエライ豪傑レディであった曾祖母が、商売をしている夫と共に家にお祀りしていたのが豊川稲荷でした。どうやらその時から宇賀神様とのご縁が深まっていた様子。
土地を公道にゆずるなどしてから商運が傾きはじめ、豪傑レディが手術ミスで亡くなり、商売が廃ると宇賀神様とのご縁も細っていったようです。が、義理堅く家の守りをしてくださっていたのでした。
「新しい家にわたしの居場所を設けておくれ。」というのが宇賀神様&義理の曾祖母からのメッセージでありました。
「あいあいさー!!」
とあいなりました。
この日、カードリーディングでやたらと宇賀神様がお出ましになりました。
ウガヤフキアワセス
宗像三女神
二尾の蛇
マヤの神殿(上部に蛇神の彫刻)
「宇賀神はウカノミタマだけでなく、宗像三女神でもあり、ウガヤフキアワセズであり、オオナムチであり、マヤの神殿に祀られたククルカンでありケツァルトアコルであり、それはルーツ・オブ・アバンダンスのこと。その神を忘れることなかれ。なぜ、今ここにあるか。このことを腑に落としたら一気に光がほとばしる。」
総じてそのようなメッセージを受け取りました。
蛇とは、天地のはじめから存在する創造のエネルギーそのものです。
宇賀神とは「ルーツ・オブ・アバンダンス」なのだと伝えてきます。
蛇は宇賀神のお使いです。
ところで、古井戸の守り神だった白龍さんと宇賀神様とはどういう関係にあるのでしょうか。
両神ともに水の神であると思われるのですが。
龍神と蛇神
龍神と蛇神の何が違うのでしょうか。
龍は天空を飛ぶけれども、蛇は空を飛びません。ときどき羽をもった蛇なんていう表現もありますけれども、基本的には地を這うモノが蛇です。つまり、蛇とは地球上で働くものです。
龍は天の使いとして現れ、蛇は大地を耕します。
だから、国津神であるオオナムチは蛇神として表現されます。
水脈を走る龍神は水源を守りお清めのチカラが働きます。
宇賀神は生活や土地を守るということですね。田に張る水のように滋養のチカラが働きます。
要注意!低級の動物霊のケース
蛇は蛇でも低級の動物霊である場合もあります。
宇賀神様を祀る神社にはたくさんの低級な蛇霊もあつまります。
豊川稲荷の場合は、ダキニ天を祀るお寺さんであり、ダキニ天が白いキツネにまたがっているところからおキツネさんと深い関係にあります。ウカノミタマノカミをお守りする狐さんとは由来が違うと考えられますが、それはひとまず置いておきます。
お狐さんが眷属として存在しているお社には、キツネの大好きな揚げ物が供えられることがとても多く、お供え物を目当てにキツネの霊も集まるようです。中には質の悪いキツネ霊もいて、人をからかいます。
蛇も同じです。
道を歩いていて蛇霊をくっつけてしまうこともありますが、宇賀神様をお祀りするお社には卵を供えられることも多く、それを目当てに蛇霊が集まります。そして質の悪い蛇霊が人に取りつくと、もともと嫉妬深いたちが酷くなって人を呪ったりするようになったり、頭を締め上げて頭痛を起こさせたりします。
このような一種の邪霊をあがめてしまうと家や人生が狂い始めます。
「人を呪わば穴二つ」ですぞ。
神霊に操られないためには、そのような体質を作り上げることが結局は早いと感じています。
人を神殿化するスペースヒーリングの副産物がそれです。危ういところにはいかなくなるし、もし、危うい場所に足を踏み入れても、全チャクラが高速回転するその周波数で周囲まで邪霊から守られます。
高次元空間をつくるスペースヒーリング~レイキサード以上履修した方のためのスペースヒーリングレクチャー
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。