【大寒】食べたい旬のふきのとうとお参りしたい旬の神社

大寒



歳時記は季節の開運コードです。
今日は大寒。

一年を二十四の季節に分けた、二十四節気(にじゅうしせっき)で大寒(だいかん)と言います。
さらに二十四節気を三分割して七十二候に分けると、初候で款冬華(ふきのはなさく)と名づけられています。

ふき・ふきのとう・ふきの花の違い

つい昨日か一昨日、ふきのとうのニュースを見ましたっけ。
ふきの花のつぼみがふきのとうで、てんぷらにすると美味しいのです。
スーパーなどに出回るのはほんの1週間ほどでしょうか。
ふきのとうは苦いです。でも病みつきになる苦さです。
スーパーで見つけたら、ワンチャンスと思ってチャレンジしてみてはいかがでしょう。

ふきのとうは花を開きその後大きな葉っぱがたくさん出てきます。
葉っぱの茎が、煮物などでいただくいわゆるフキです。

ふきが群生しているところ、東京にも発見しました。
記憶では御田八幡神社から亀塚公園に上がっていく階段から見たのだと思います。
今頃はふきのとうが出始めているのかもしれませんね。※土地の所有者に断りなく勝手に採取してはいけません!

ふきのとうのレシピ

ふきのとうは簡単シンプルな食しかたが一番!
簡単シンプルなレシピをあげてみます。

ふきのとうの天ぷら

①ふきのとうの外皮を2枚ほど除く
②ふきのとうに薄力粉をまぶす
③天ぷらの種をつくり、浸して170度の油で揚げる

焼きふきのとう

①ふきのとうの外皮を二枚ほど除く
②グリルやアミなどでこんがり焼き、しょうゆでいただく

ふきのとうの味噌汁

①ふきのとうを洗って千切りにし、油揚げなどとみそ汁の具にする

ふきのとうのお浸し

①ふきのとうを茹で、水に晒してめんつゆを掛けてゴマや鰹節をかけていただく

ふきのとうの苦さは、ゴーヤの苦さにも似ています。
だから、ゴーヤのように炒めてもおいしく頂けそうですね。

ふきのとうの栄養価・効用

ふきのとうはまさしく旬のものです。
旬のものは、体に取り入れるべき理由があるはずです。
大寒の寒い季節、体にどんな栄養素が必要なのかを調べていきます。

ふきのとうに含まれる有効成分と効用

カリウム/ナトリウムを排出する役割。高血圧に効果があり、足のむくみをとります。
アルカイド/ポロフェノールの一種。肝機能を強化し、新陳代謝を促します。
ケンフェール/ポリフェノールの一種。活性酸素など発がん性物質を抑制します。
フキノリド/胃腸の働きを良くするにおい成分。
フキノール酸/ポロフェノールの一種で、血中ヒスタミンを押さえ咳、花粉症に効果。
B1B2・葉酸などビタミン群/エネルギー代謝を活発にします。
ビタミンE/美肌を促進、更年期障害を予防する抗酸化があります。
食物繊維/便秘予防、整腸効果があります。
ビタミンK/骨粗鬆症、血液凝固を正常にします。
鉄/貧血予防

ふきのとうの原産地

ふきのとうの原産国は「日本」で、古代から食されてきた食べ物です。
苦い食べ物は、長寿を促すものとされて食されてきました。

春を告げる山菜として本州から九州にかけて広い範囲で採取されます。
冬眠から目覚めたクマがまず最初に食べるものだそうです。

家にこもりがちになり、むくんで運動不足の体に活を入れ、生命力を蘇らせる、そんな役割がふきのとうにはあるようですね。
立春に向けて始動開始の大寒です。



春に向けて準備を始めるサポートをいただける神様

天孫ニニキネが八州巡りの際に、行く手をふさぐものがありました。
その名はサルタヒコ。
身体がとても大きく、真っ赤な異形にて横たわるカミに、先ぶれをしたのがアメノウズメでした。
サルタヒコの目覚めを促し、我がキミ天孫ニニキネの行路を指し示すきっかけを作ったのがアメノウズメです。

アメノウズメはまた、天照大御神が天の岩戸におコモリの際に、踊りを奉納して神々を喜ばせ、岩戸開きがなったときの功労者でもあります。
アメノウズメは眠るご神威の目を開く神なのです。

大寒のこの季節にお参りし、春の訪れの準備をしたいものですね。

大寒にお参りしたいアメノウズメを祀る神社

サルタヒコあるところアメノウスメあり。というほど多くの神社、境内社に祀られていますので、筆者が参拝した神社をご紹介します。

椿大神社境内 椿岸神社(つばきおおかみやしろ つばきぎしじんじゃ)

ご縁のあったサルタヒコと結ばれて夫婦になりました。夫神の本殿の別宮になります。

tubakikisi

住所/三重県鈴鹿市山本町御旅1871
ご祭神/天鈿女命
相殿/太玉命、天児屋根命

烏森神社(からすもりじんじゃ)

karasumori

住所/東京都港区新橋2-15-5
ご祭神/倉稻魂命 天鈿女命 瓊瓊杵尊

大和神社境内 増御子神社(おおやまとじんじゃ ますみこじんじゃ)

masumiko

住所/奈良県天理市新泉町306
ご祭神/猿田彦神、天鈿女神、市磯長尾市命

日前國懸神宮(ひのくまくにかかずじんじゃ)

hinokumakunikakasu

住所/和歌山県和歌山市秋月365
ご祭神/日前大神、國懸大神
相殿/思兼命 石凝姥命、玉祖命 明立天御影命 鈿女命

登彌神社境内 豊穂神社(とみじんじゃ

tomi

住所/奈良県奈良市石木町648-1
ご祭神/大日孁神 豊受比賣神 天宇受女神

洲崎神社境内 道祖神(すさきじんじゃ どうそしん)

susakidouso

住所/愛知県名古屋市中区栄一丁目31番25号
ご祭神/猿田彦命 天鈿女命

【季節の行事関連記事】
鏡開きの起源と隠された真実
【大寒】食べたい旬のふきのとうとお参りしたい旬の神社
【節分祭5選】節分のなれそめと一度は行ってみたい節分祭のある神社
全国の節分祭64社
【アメージング!!】ひな祭りイベント12選「日本の文化ってリッチで恋に落ちちゃうよ」
ひな祭りの起源~一寸法師との関係と娘の幸せな縁談を望む両親の思い

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る