【銀河を清める7月7日】七夕にお参りすべき機織の神、星の神を祀る神社

七夕 神社



7月7日の七夕(たなばた)は、1月1日、3月3日、5月5日と同じように、日本に残る大切な行事です。季節はある時から24節72候というものが取り入れられて季節を区切っていましたが、二つ同じ奇数が並ぶ日はまた特別のようです。

縄文時代の嘗めごと

『ミカサフミ』に嘗め事の文があります。そこから引用解読しましたのが次です。

1月は結構いろいろな行事が目白押しです。
2月は陰陽がバランスする兆しを得て種を祀ります。
3月初めはひな祭り、このころは苗代に種を撒きます。
4月の末はあおいの夫婦祭。
5月はあやめ、馬の乗り比べ、岩田帯。
6月は雷多く、暑く大地が乾けば桃祭。
7月は綿と麻を生み、おとたなはたの星祭。祖霊とめ合う。
8月は収穫祭。不作を祓うシナト祭。
9月は菊の衣を重ね、宴を開く。末はショウガ祭。
10月はオオナムチが神々を招き食事をふるまう。
11月は柊と初草のつぼみを射す。
12月年分けの夜は鬼やらい。

参考:『ミカサフミ』

縄文時代にはこうした行事(嘗め事)を行っていたようです。7月はちょうどそのころ収穫され、糸を依って機織をするなりわいがつつがなく続くようにと、御衣を祭っていたということです。そしてその頃ご先祖様とのやり取りができるような、今のお盆のような意味合いがある星祭が合体したのが、七夕祭りだったと言えます。星になったご先祖さまたちを祓い清める日なのですね。

七夕にご縁のある神様のご紹介します。

七夕、星祭りご縁のある神様

機織の神

【天羽雷命(あめのはづちのみこと)】
『古語拾遺』に登場する神。天照大御神が天岩屋に隠された際、 大神に献上する文布(しず)を織った神で、倭文氏(しずりし、しとりし)の祖神とされています。 倭文宿禰の祖は神魂命、倭文連の祖は神魂命の子・角凝魂命(つのこりのみこと)となっています。

【倭文神(しとりのかみ)】
別名に「建葉槌(たけはづち)」といい、倭国の文様を指します。「しずおり」ともいわれ、語源は「下照(したてる)姫」と伝わる神社もあります。『ホツマツタヱ』によれば、アマテルカミの妹であるワカヒメがその子を養育した讃え名として下照姫を名乗りました。やがて、弟子として仕えていた美濃のカナヤマヒコの孫娘オクラヒメがその名をクモクシフミと共に引き継ぎ「下照姫」を名乗りました。和歌の名手「下照姫」がタナハタにちなんだ歌を詠んで、オオナムチの息子アチスキタカヒコネ(夫)と結ばれたことから「倭文神」となったと考えられます。

【栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)】
豊受大神の曾孫にあたる、思兼命(おもいかねのみこと)とは兄弟で、アマテルカミの皇子オシホミミに嫁いだ皇后さまです。イミナを「スズカヒメ」といい、その名に込められたものは「欲心なく清らかであること」だと説明されています。

【天棚機姫命(あめのたなばたひめのみこと)】
天照大御神のため、 桑の木を天香山に植え養蚕し紡ぎあげた絹糸で大神の衣を作った神。染織業の祖神。

星の神

【香香背男(かがせお)】
『日本書紀』には、経津主神(ふつぬしのかみ)・武甕槌命(たけみかづちのみこと)は不順(まつろ)わぬ鬼神等をことごとく平定し、草木や石までも平らげたが、星の神の香香背男だけは服従しなかった。そこで倭文神(しとりがみ)・建葉槌命(たけはづちのみこと)を遣わし懐柔したとしています。

『ホツマツタヱ』にはカミムスビの玄孫としてアスカ宮の創始となった天火明命の従者としてアスカに赴いている「アマセオ」が「カガセオ」と同一神である可能性があります。その際「空みつ大和の国」に降り立ったのは空飛ぶ船(イワクスフネ)だったともいわれています。船長はアマツハハラ、操縦士はマラ、水主アカウラ、アカマロ、アカホシ、マウラは風見という配置だッとしていますが、「アカホシ」は葛城一言主の子天津赤星(あまつあかぼし)ということで、気にはなりますね。

華々しい行列を作ってアスカ宮入りしたこの一族も、やがては神武天皇に取り潰されます。その際にアスカ宮を守ろうとした軍勢はナガスネヒコを筆頭に逆賊として扱われたのかもしれません。

機織の神を祀る神社

■ 伯耆國一之宮 倭文神社(しとりじんじゃ)
御祭神/建葉槌命(たけはづちのみこと)※古来は下照姫命
御神徳/安産の神
ご祈祷/5,000円~
お守り/800円
受付時間/9:30~15:30
所在地/鳥取県東伯郡湯梨浜町大字宮内754番地
問い合わせ先/0858-32-1985
HP

■ 尾張国一之宮 真清田神社(ますみだじんじゃ) 境内 服織神社(はっとりじんじゃ)
御祭神/萬幡豊秋津師比賣命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)※本殿の御祭神が天火明命で、その母を祀られているとすれば、栲幡千々姫命と同一神です。繊維の街一の宮を守られています。
御神徳/安産の神
ご祈祷/8,000円~
お守り/300円
受付時間/9:00~16:00
所在地/愛知県一宮市真清田1丁目2番1号
問い合わせ先/0586-73-5196
HP

■ 常陸二之宮 静神社(しずじんじゃ)
御祭神/建葉槌命(武神、たけはづちのみこと) 名倭文神(織物の祖神、しどりのかみ) 相殿神:手力雄命(たじからのみこと)高皇産霊命(たかみむすびのみこと) 思兼命(おもいかねのみこと)
御神徳/家内安全 商売繁盛 無病息災、安産 交通安全 合格祈願
ご祈祷/
お守り/
受付時間/9:00~16:00
所在地/茨城県那珂市静2
問い合わせ先/029-296-0029
HP

星の神を祀る神社

■ 大平山神社 境内 星宮神社
御祭神/磐裂根裂神(いわさくねさくのかみ)天之加々背男命(あめのかがせおのみこと)天海水木土火金地などの森羅万象の神々
御神徳/学問成就、雷除け、豊作、芸能上達、子授、安産、女性の守護神
ご祈祷/5,000円~
お守り/
受付時間/9:00~16:30
所在地/栃木県栃木市平井町659
問い合わせ先/0282-22-0227
HP

■ 星神社(ほしじんじゃ)
御祭神/大己貴命(おおなむちのみこと)合祀:天香香背男神(あめのかがせおのかみ)牽牛星(けんぎゅうせい)織女星
御神徳/家内安全 商売繁盛 無病息災、安産 交通安全 合格祈願
ご祈祷/5,000円~
お守り/500円~
受付時間/9:00~16:00
所在地/名古屋市西区上小田井一丁目172番地
問い合わせ先/052-501-2862
HP

■ 多奈波太神社(たなばたじんじゃ)
御祭神/天之多奈波太姫命(あめのたなばたひめのみこと)應神天皇(おうじんてんのう)大山津見神(おおやまつみのかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)大己貴命(おほなむちのみこと)
御神徳/
ご祈祷/
お守り/
受付時間/
所在地/名古屋市北区金城4丁目13-16
問い合わせ先/
参考サイト

■ 星宮社(ほしみやしゃ)
御祭神/天之香々背男命(あめのかがせおのみこと)國常立命(くにのとこたちのみこと)※隕石が落ちてきた記録アリ
御神徳/
ご祈祷/
お守り/
受付時間/
所在地/名古屋市南区本星崎町字宮西616
問い合わせ先/
参考サイト

■ 久多神社(くたじんじゃ)
御祭神/天背男命(あめのせおのみこと)
御神徳/
ご祈祷/
お守り/
受付時間/
所在地/稲沢市稲島町石畑
問い合わせ先/

■ 大甕神社(おおみかじんじゃ)
御祭神/主祭神 建葉槌命(たけはづちのみこと)地主神 甕星香々背男(みかぼしかがせお)
御神徳/
ご祈祷/
お守り/
受付時間/
所在地/茨城県日立市大みか町6-16-1
問い合わせ先/0294-52-2047
HP

トップ画像出展元: 星旅人さんによる写真ACからの写真

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