
10月23日は、台風一過、風が残って寒い一日でした。歳時記では「霜」の字がみえます。
10月23日 霜降(そうこう)初候 霜始降花(しもはじめてふる)
霜の花が咲く
ohsakaさんによる写真ACからの写真
シモバシラという秋に花を付ける植物は9月から10月に花をつけるそうです。
シモバシラが枯れて、氷点下の早朝につくる霜の花。
シモバシラの枯れた茎に根から上がった水分が霜柱を作るそうなのです。
ohsakaさんによる写真ACからの写真
なんて幻想的なんでしょう。
霜の花は、12月~2月ごろ高尾山や、奥多摩の御前山、山梨百名山の要害山などで、早朝に見られるそうです。地面にできた霜柱を踏んで歩いた子どもの頃以来、霜柱自体、もうずっと見ていない。
一つ一つ異なる表情を見せるこんな霜の花、機会があったら見てみたい。
こんな霜の花もあるようです。
Photoseekerさんによる写真ACからの写真
氷点下10度以下の日の窓ガラスに咲いた霜の花。
高尾山、といえば大天狗がまもるお山
高尾山薬王院をまもる天狗さんたち、とてもパワフルなアイデアマンぞろいなのでしょうね。境内は石のマニ車や、石の輪をくぐりぬけて厄除け開運、錫杖を振る仕掛けもあるようです。
八大龍王は「金運・生命力UP」する銭洗い水が沸いて出ます。その銭を元手に大きく育てるよう、打ち出の小づちを持つのだそう。また、良縁を結ぶ絡み合った二尾の竜にお目にかかることができます。
奥に弁財天が祀られています。洞窟内に勝運を守護する八臂弁才天が鎮座し、洞窟外に音楽芸能を守護する妙音弁才天、洞窟の最奥に坐す福徳弁才天は、芸術、財宝、海上を守護すると言われます。
目の病気、皮膚病、イボ取りなどに霊験のあるパワースポットもあります。修験道を極めた天狗さんが病気直しをして、人々に喜ばれていたことが良くわかります。
奥の院の奥に、浅間神社があります。富士山詣での人々が、まず大山に登拝する通り道がこの高尾山で、途中富士山を遥拝したようです。ご祭神はコノハナサクヤヒメ。
花咲く高尾山です。
高尾山薬王院 概要
住所 東京都八王子市高尾町2177
最寄り駅 高尾山口
駐車場 有
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