【日本ラグビー】日本の精神”ノーサイド”が会社を良くする!期間限定ラグビー神社

日本ラグビーの聖地



『ノーサイド・ゲーム』が2019年6月にダイヤモンド社から上梓された翌7月から9月まで、TBS系日曜劇場でテレビ放映されていました。大変面白くて、ラグビーを全く知らない人間にも、ラグビーにやどる独特の”熱”が伝わるドラマでした。その最終話が放映された9月15日から感動の余韻がさめやらぬ9月20日に、日本で初めて開催される『ラグビーワールドカップ2019』の予選リーグで、日本とロシアの戦いの火ぶたが切って落とされました。そして、初戦のみならず、全勝して初のベスト8に勝ち残り、新聞でも大きな紙面を割いてその雄姿を伝えていました。

ドラマの中のセリフにこんなものがありました。「ノーサイドという精神は、日本だけでしか通用しない、日本ラグビーのおとぎ話かもしれない。」けれども「もし日本が世界と互角に戦える強豪国になったら、きっと、その尊い精神を世界に伝えることができるだろう。」これこそが、このドラマが伝えたかった事であり、現実に、ラグビー日本代表は世界の強豪国としての歴史を刻み始めたかもしれません。

「日本ラグビーの精神”ノーサイド”を世界に伝えたい」

教師による教師へのいじめ問題が神戸で発覚し、子どもを学校に預ける人だけでなく、多くの国民が教師への不信感をあらわにしています。こどもに「していいことと、してはいけないこと」を教える立場の者による「してはいけないこと」の隠蔽や自己弁護、正当化という事件は、スポーツの世界での先輩やコーチのパワハラ問題が明るみに出た段階で、予測できることだったかもしれません。

理不尽がまかり通る時代だからこそ、ラグビーというスポーツは必要だ。とドラマはあつく語り掛けていました。「ノーサイド」の精神とはどういうものなのでしょうか。

ノーサイドがなぜ日本ラグビーの心となったのか?

ノーサイドとは、ラグビー用語で「試合終了」を意味しています。試合が終わったら敵側サイドと味方サイドの仕切りが無くなり、同じラグビー人同士となって互いの健闘を称えあうという意味を持っているようです。日本では現在も試合終了のことを「ノーサイド」と言います。

ところが世界では1970年ごろからラグビーの試合が終了すると「フルタイム」と表現されるようになったそうです。日本でしか使われなくなった「ノーサイド」に含まれた紳士協定というか、騎士道精神といえるようなスピリットは世界ラグビーにおいては失われていったのです。

ラグビーに流れる騎士道精神を体現したTBS

ラグビーというスポーツは、イギリスのエリートが通うパブリックスクール「ラグビー校」でフットボールの試合中に起きたボールを抱きかかえてゴールしてしまったことが発祥だとされています。「ノーサイド」精の考え方の源流には、上流階級の子弟教育を担うパブリックスクールの教育方針の根幹に、倫理規範、無私の勇気、優しさ、慈悲の心などをもつ美しい騎士道精神があったということです。

日本人の精神基盤を外国人に伝えるために新渡戸稲造が著した『武士道』が現在の日本で消え去ろうとしているのと同じく、「ノーサイド」の精神も、ラグビーの世界だけでなく世の中から消え去ろうとしている・・・。そんな世の中だからこそ日本ラグビーは強くあらねば!「ラグビーワールドカップ」で戦う日本の選手たちをあつく応援するドラマ『ノーサイド・ゲーム』の制作者は、試合中継の無いテレビ局やスポンサーの営利を越えて「敵に塩を送る」形でエールを送ったという形になりました。その姿こそが「ノーサイド・ゲーム」でしたね。参考記事

『ノーサイドゲーム』をしよう!と訴えかけるこの作品の制作にかかわる人たちの手ずからまず、「視聴率競争ばかりでない感動を与えるドラマメディアをつくろう」という心意気を見せてくれた形です。テレビ局の世界を変えよう、スポンサーを通して会社のあり方や世の中を変えていこうという、そうしたメッセージを受け取りました。



ノーサイドの精神を伝える期間限定「丸の内ラグビー神社」

後世に残したい美しい精神”ノーサイド”が日本ラグビーに宿り続ける限り、その心は残るのでしょう。そして、その精神を維持するサポートをする神社が、期間限定で丸の内に登場したようです。その理由として「ラグビーを愛する全ての人々の幸せを祈願するため」と述べられています。

丸の内ラグビー神社 概要

御祭神/神魂命(かんたまのみこと、下鴨神社境内社から勧請)
ご利益/ラグビーを通じて生まれる縁結び、出会い
設置期間/8月20日(火)~11月2日(土)予定 ※終日設置
所在地/東京都千代田区丸の内2丁目4−1 丸ビル 外構部(丸の内仲通り側) 
アクセス/東京駅 徒歩3分
ラグビーボール型絵馬/Marunouchi Happ. Stand & Gallery(丸ビルから徒歩2分)にて販売(300円)
問い合わせ先/03-5218-5100

日本ラグビーの聖地 第一蹴の地、雑太社(さわたしゃ)

1910年9月10日、下鴨神社(賀茂御祖神社、かもみおやじんじゃ)の糺の森に鎮座する雑太社の前の馬場において関西ではじめてラグビーが行われました。現在の京都大学の学生が、慶応義塾大学の学生に習ってボールが蹴られたということです。1969年には京都大学ラグビー部OBによって「第一蹴の地」の碑が建てられました。お社自体は、老朽化が進み三井社に合祀されていましたが、2017年の下鴨神社遷宮事業に伴って「第一蹴の地」の碑の横に再建されたということです。

下鴨神社では正月4日に毎年「蹴鞠初め」のご神事が行われ、球技に携わる人々の聖地となっています。

日本ラグビーの聖地雑太社(さわたしゃ)概要

御祭神/神魂命(かんたまのみこと)
所在地/京都府京都市左京区下鴨泉川町59 
アクセス/京阪本線 出町柳駅 徒歩2分
問い合わせ先/075-781-0010

(画像出展元:夜行寝台さんによる写真AC

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