
神社参拝を習慣にする人が増えてきました。
50年前よりも神社参拝者は増えてきていることが統計を見てもわかります。
2008年ごろから加速したスピリチュアルへの関心や、宇宙人への興味は、なぜか日本の神社につながっていきます。
その一つの理由が「空みつ 大和の國に降り立った」という神のお話が古事記に記述されていることです。
その意味は、「空から大和の國を見回してここがよいと降り立った」というような意味です。
日本にはピラミッドが多数あり、そうした場所ではGPSが狂う事を検証した人も多くいます。
そうした場所は「宇宙船の飛行場」であるとの説を記す古文書もでてきています。
宇宙時代に突入して、神社という”境界線”への興味がますます深まっていると言えます。
そう、アニメ映画『君の名は』が示した境界線は「時間」と「時間」。「過去」と「現在」でした。
重要なファクターとして巫女であることや、神社のご神事でもある口噛み酒が登場していましたっけ。
神社は古くて未来的な場所で、唯一日本に与えられた空間なのです。
神社への興味は日本人以外の人々にも伝わりつつあります。
映画やテレビ番組使用よく使用される場所へは、聖地巡りの観光客がどんどん増えています。
そして、神社でのお作法を映画の主人公さながらに行ったり、ツアーを組んで神職に学んだりしています。
神社の魅力は奥深く、ますます広がり世界中で知られるようになることでしょう。
私たち、神社のそばに暮らすものが、神社や日本の神様の事を知らないでいるのは本当にもったいないと思います。
せめて一日(ついたち)には神社にお参りして、心静かなひと時を過ごしてもらいたいなと思います。
朔日、15日にぜひ参拝していただきたいのが鎮守神社です。
鎮守神社・氏神神社・産土神社のちがい
鎮守神社・氏神神社・産土神社とはよく耳にする神社ですが、どう違うのでしょう。
氏神様は、住んでいる土地を管轄する神社です。調べたい方はこちらで分かりやすく解説しています。
産土神社は、生まれる時に御世話をいただいた神様であり、誕生地の氏神様です。
朔日にお参りしたいのは氏神様と鎮守神社なのですが、氏神様が家族全員の氏神様なのに対して、鎮守神社は個人の鎮守様がいらっしゃる神社の事をここでは指します。
朔日(ついたち)の祀(まつ)りごと
朔日と15日に月次祭(つきなみさい)を行う神社も多いと思います。
月二回、きっちりと境内を祓い清めてご神威を保つお勤めです。
神社にはいろいろな思いを抱いた方々が参拝されます。
大きな悩みを持ち神社に放しにやってこられます。そのための神社でもありますから。
恨み、憎み、呪うような”思いの化け物”が古伝にはたくさん残っていますが、神々はそういうものと向き合って神社に封印しました。
自分の願いがモンスターのようであるとはなかなか当事者には気づけないものですけれども、”願い”にははからずも他人を傷つけてしまう面もはらんでいるのです。気付かすに犯してしまう罪を人は負ってしまいます。
自分が合格したら、落ちる人も出るわけで。
自分が彼の奥さんになったら、彼と結婚するはずだった女性の悲しみが生まれるわけです。
そんな風に、人が自由に願うことの中には他人との相克(そうこく)を生むこともあります。
また、ゲスな願いが神社には集まりやすいのも確かです。
そういう願いは周囲を浮遊しますから、似たような思いを持つ人に影響を与えます。
世の中に「浮遊している相克想念」というものを神社で祓い清める必要があるのです。
だから神社では月二回は大祓いをするのです。
神社によっては毎日何らかの祭りを行っています。
朔日参りにすること
だから、神社でお願いすることは悪いことではありません。
人と相克するかどうかを考えたこともないけれども、とにかく叶えたいと思う願いを神社に行って、一旦身から解き放ち「お祓い箱」にできるからです。
そういう意味では、朔日に神社にお参りし、この二週間に手に入れたいもの、したいことなどの願いをわんさと言ってくるというのは悪いことではありません。
ドロドロの願いを祓ってもらってください。
そして15日のお参りで叶ったモノに関して感謝をし、叶わないものに関しては「ドロドロだったのかな」などと反省すればいいのです。
朔日参りに行くべき神社
もしも「ドロドロのお願い」を自分では気づかず放ってしまった場合、お祓い箱にも入らないと、ドロドロお願いの周波数にチューニングされたモノどもが周囲に吸い寄せられます。
そうなると開運どころではありません。
そうならないために、神社は選ばなくてはなりません。
■「社務所にいつも人がいる」
■「社務所は留守でもいつもきれいに掃き清められている」
■「神社全体の手入れが行き届いて鎮守の森がイキイキしている」
■「あなたの鎮守神社」
そんな神社に行きましょう。
お掃除もご神事なんです。
清められている神社では、毎日集まった「ドロドロのお願い」周波数を掃き清める習慣ができているということです。
あなたのことを最もよく知っている鎮守さんへ
朔日と15日、年に24回神社に通うのですから、神様にとっては常連さんです。
だから10まで願いを言わなくてもよくわかっています。
神様には得意分野とそうでもない分野がありますが、あなたの願いの方向性と神様の得意分野が一致していれば鎮守さんとなって守り導いてくれる可能性が高まります。
鎮守さんがあなたを守り導く理由があるのです。
鎮守さんにスカウトされることもあるくらいです。
鎮守さんがわかっているならば、ご祭神として鎮守さんが鎮座していて、社務所に人がいる神社にぜひお参りしたいものですね。
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